信楽焼 陶芸家 勝尾龍彦

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歩み 勝尾龍彦

  何が良い物で何が良くない物か、わからなくなった時がありました。 いろんな人に、自分の作品を気に入ってもらいたい、という考えが一番強かった頃です。

  もがいた末辿り着いたのは、自分が発する電波的な波長を信じよう。結局は、それしか出せないのだから、その波長を気に入っていただける人に、作品を愛してもらうことができれば、陶芸家にとって、それ以上の幸せはない。ということです。

  食器やお酒の器もたくさん創っています。特に、ぐい飲みは「お酒の映りがいい」「手持ちがいい」「お酒が美味しくなる」というお言葉をよく頂戴し、嬉しく思います。

  今は、もっと、さらに、良いものを作りたいという思いだけで走っている私ですが、同時に、自分の作品を後世に遺したい、という思いも強くあり、遺すためにどう生きるべきか、をよく考えます。

  焼きものの魅力は?

  とよく尋ねられ、自分でも自問自答を致しますが、焼きものでないとあり得ない材質、表現がなされて居て、用途に応じて使うことに慣れた形をしている事が第一番。

  次には、たくましい造型であったり、地獄の火を潜って来た様な強い火の痕跡であったり、柔らかい形にほのぼのとした淡い火色の焼きものであったり致します。

  が、究極の所、善し悪しは、上品か?下品か?で決まるのではないかと考えます。

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